高知県室戸岬は1928(昭和3)年、国の名勝に指定され、1964年(昭和39)年には室戸阿南海岸国定公園に指定されている。黒潮の流れる沖合いは台風銀座でもあり、室戸岬は強風が吹く。
この室戸岬を含む面積248.30km2の室戸市全域に存在する地質遺産を保護・研究・ジオツーリズムに活用し、教育や地域社会に貢献することを目的として、2011年9月18日に国内では5件目の世界ジオパークとして室戸市全域が選ばれた。中でも室戸岬付近では、その特異な地形から比較的短い距離で海洋深層水を取水することが可能であるため、海洋深層水を活かす研究が進められている。
当リゾートホテル「ウトコ オーベルジュ&スパ」も海洋深層水を活かした健康増進施設地域「ディープシーワールド」内に建ち海洋深層水を利用した各種サービスを受けられる。ゲストルームは「スタンダード」「スーペリア」「ラグジュアリー」「スイート」の設定があり合計17室、全室ともオーシャンビューでッカウ部屋にビューバスが備えられている。大きな特徴の一つに各部屋の奥行き形状は同じであり、部屋の間口幅を変えることで広さが異なるため、全ての部屋からは、ほぼ同じ景色を存分に味わうことができる。
雄大な太平洋をのぞみ、刻々と変化する自然の中に身を委ね二度とない一瞬を感じる。決して他の場所で味わうことができない大人の時間を楽しむリゾートホテルといえる。
さらにはタイフーンテラスと名づけられた屋上テラルがあるように、台風の季節には荒れ狂う波飛沫に叩きつける風雨に立ち向かう貴重な「非現実」を体感できるかもしれない。ただし身の安全はご自身で守っていただきたいが、そのような力を秘めたホテルでもある。
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