概要
床面積
NO1 床面積|1階・20.0坪 2階・17.5坪
延床面積|37.5坪
NO2 床面積|1階・20.5坪 2階・13.5坪(吹抜け・7.0)
延床面積|33.5坪(吹抜け別)
玄関方向|東入り玄関 No.N-04
コンセプト「大人の空間にひろびろ暮らしたい」
主な特徴
|子育て世代|夫婦生活|暮らしと趣味を楽しむ|
ただ単に明るくて動きやすい家や、単純な四角い部屋はつまらない。
住まいには、もっと多くのことを求めたい。
35坪前後の広さの家にのびのびと、ひろびろと暮らしたい。
部屋の配置がほぼ同じ間取り2案ですが、その空間や暮らし方は大きく違います。共に明るく風通しはよく、ゆるやかに、のびのびと広がる部屋の配置で、違いは1階がキッチンの向き、2階は吹き抜けで、その違いによる暮らし方の違いを感じとっていただきたい。
No1 1階平面図 |
No.1
1階はキッチンと食堂を対面させ居間と食堂、台所がオープンな一部屋になるようにしています。
居間へのサービスがしやすく和室をキッチンから見通せる一方で、建具を入れなければキッチンが居間から見えてしまう欠点もあります。このレイアウトは子育て世代の方々と、ご自宅に友人知人をお招きし、ホームパーティーを開くご家族に向いています。
No1 2階平面図 |
2階は階段部分に小さな(90Cm角)の吹抜けがあり1階と2階を空間的につなぎ、1階に薪ストーブを設置する時には、この場所が煙突を配管する場所にもなります。階段を上がるとフリースペースがあり、ここは子供の居間として、物干し場所として利用いただけます。この部屋を囲み子供室2室と寝室を配置しました。
No2 1階平面図 |
No.2
台所から食堂へサービスは一直線で、玄関からの動線も確保してます。
水平に空間が広がるNo.1に対し、No.2は居間全体が吹き抜けで垂直方向に空間が広がるように台所との間に壁を設けている。
大きな吹き抜けがある居間に対し、食堂の天井は低く抑え、居間とは異なった落ち着いた空間を実現させる。さらに台所との間に設けた壁は構造的にも必要ですが、部屋の中を全て見通せる場合より、空間が広がっていく期待感をもたせます。
No2 2階平面図 |
2階は約7坪大の大きな吹き抜けを計画しています。吹き抜けを希望される方や不要と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは前述した通り、居間の空間的広がりを縦方向に求め、食堂は小さなアルコーブのようにコンパクトで落ち着いた雰囲気を求めました。また主寝室を子供部屋から離すことにより主寝室のプライバシーも向上します。
No1,No2どちらの間取りが良いかは、皆様の暮らし、生活様式次第です。暮らし方に合っている間取りをお選びください。どちらの間取りも建築的には良い間取りで、どちらの間取りがご自身の暮らしに合っているかでご判断ください。
浴室の位置と家事・健康
ここでは浴室のカビ対策として南側に浴室を配置しています。
浴室のカビは健康にも良くありませんし、家事労働にも負担をかけます。家事労働の軽減と健康を考える家づくりは、カビの繁殖を防ぎ掃除回数を減らすためにも、日当たりや風通しが良い浴室の間取り計画をすることも大切です。
家事の軽減といえば家事動線ばかりに目が行きがちですが、このように良好な室内環境を計画することも間取りでは重要なポイントであり、忘れてはなりません。
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