2016年8月3日水曜日

西入り玄関 N-01「親子3人が豊かに暮らす30坪の家」

概要
床面積 |1階・21.00坪 2階・9.75坪(吹抜け2.25坪)
延床面積| 30.75坪
玄関方向|西入り玄関 No.N-01

コンセプト「親子3人が豊かに暮らす30坪の家」

主な特徴
|土間がある家|動線計画|暮らしと趣味を楽しむ|自然の近くに暮らす

1階平面図


30坪ほどの家に和室と吹抜けを設け、家庭菜園も楽しみひろびろと暮らす住まいを考えている。

広い土間は和室につながり庭と一体化する。
家庭菜園で採れた新鮮な野菜をキッチンに持って行く前にこの土間で下処理や、知人へお裾分けするための仕分けるばかりではなく、趣味を楽しむ場所としては最高である。

例えば、趣味の「蕎麦打ち」で、蕎麦粉が飛び散っても楽に水拭きが出来る「油絵」「陶芸」で床を汚しても気になりません。

夏休みや休日は、子どもと一緒に日曜大工や工作室としても活躍、土間は暮らしや趣味に合わせて自由な使い方ができる装置と考えても良い。冬には和室や居間に腰掛け、薪ストーブの炎を眺めながら静かに時を過ごすのも贅沢な時間ではないだろうか。

単一的になりがちな室内に豊かな表情をもたらせる試みと、小さな家であっても、暮らしに変化をもたらせた豊かな暮らしを実現する住まいのあり方を提案する間取りだ。

この間取りで気になるところは家事動線の長さだ。しかし豊かな暮らしを楽しむことは家事動線の長さではない。戸建て住宅であれば洗濯する時間を気にする必要もない、夜、風呂上りに洗濯機を回しても構わない。
それよりも乾いた衣類を何処でたたむか、仕分けるかを考えた方が良い。この間取りでは和室が役に立つでしょう。

玄関近くにある和室は、不意に友人知人が遊びに来ても、この和室にお通しすればキッチンが多少散乱していても気になりませんし、トイレも近い、土間に製作途中の作品でもあれば話題に花を咲かせる。


ただ、家に帰り食事をして寝るだけの住まいはつまらない。その時々に空間を楽しみ、趣味を楽しむ豊かな暮らしをできる家づくりを考えてはいかがだろうか。

2階平面図

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