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2016年8月4日木曜日

西入土地・S-01「家族のふれあいが生まれる住まい」

概要
床面積 |1階・17.5坪 2階・15.75坪(吹抜け3.5坪)
延床面積| 33.25坪

玄関方向|西入り玄関 No.S-01
コンセプト「家族のふれあいが生まれる住まい」
主な特徴
|動線計画|暮らしと趣味を楽しむ|子育て世代|アレルギー・花粉症対策|

家のどこにいても、ちょと呼べば声が届く家に暮らしたいと希望される方に、コンパクトで広々と暮らす総二階の間取り案です。
1階平面図


コストダウンを考慮した家づくりを計画するには「平面は矩形にすること」「総二階を基本とすること」「シンプルな間取りを心がける」「設備は集中させる」などのルールがあります。

これらのルールを考慮に入れながら暮らし方を尊重し間取りを考えていきます。

今回のコンセプトでは吹き抜けが必要でしょう。吹き抜けは北側の「台所」上と南側のリビングに設けています。各吹き抜けは2階フリースペースを挟み各部屋を一体化させ、それぞれの子ども部屋から顔を覗かせると1階に居る家族の顔が見えるように配置してあります。

吹き抜けは夏季には風通しに役立つ吹き抜けも、冬季には室内の気温差による対流が発生し、一階ではコールドドラフトと呼ばれる冷たい微風を感じることがあるため、建具や暖房設備などで、その対策をしておくことをお勧めいたします。

浴室・洗面所西側の物干しはバスデッキも兼ねており。外からの視線を遮るために、道路境界線近くまで建物と一体化させた塀を計画しておかなければなりません。

吹き抜けがある住宅は風がよく通り抜けるので、健康に気を使っている家族にはその埃対策も欠かせません。特に花粉症の方にとって室内環境は重要な問題です。

花粉症対策はやはり、家庭内に花粉等を持ち込まないことです。外でなるべく花粉を払い、帰宅直後には手洗いと洗顔、できればシャワーをさっと浴びるとさらに家庭内へ持ち込む花粉を減らすことができます。
2階平面図

西道路間取り・C-03|「抜群に家事動線が短い家」

概要
床面積 |1階・19.25坪 2階・14.25坪
延床面積| 33.5坪
玄関方向|西入り玄関 No.C-03

コンセプト「抜群に家事動線が短い家」

主な特徴
|動線計画|子育て世代|自然の近くに暮らす|

北東方向に水まわりをコンパクトに集中させ家事動線を短くした。さらに物干しテラスを台所東側に設け、家事労働の軽減を図る回遊性の動線を作り出している。この物干テラスは基本的に外部空間ですが、雨天時や冬期に備え建具を入れる。
1階平面図
台所横のスタディーコーナーは、夕食の準備中でも子供達が学校の宿題をしている様子が見え、少しでも余裕があれば勉強やお絵かきを見て「よくできたね」と褒めてあげられます。
子供達には親に褒められるのが嬉しいものです、小さな頃は親から褒められるくらい嬉しいものはない。子供は親から認められるために、お絵描きや勉強すると言っても良いのではないだろうか。
「子どもは褒めて育てる」「子供を認めてあげることが大切だ」と、よく言われますが、それには親の心の余裕が必要であり、同時に時間的なゆとりと空間的な距離感も必要になるでしょう。

家事は日々の炊事や洗濯だけではない。掃除をしやすい家づくりも重要な問題である。掃除がしやすい部屋の計画には、床にはものをなるべく置かないこと。壁面は凹凸を無くしホコリ黙りを作らないこと。粉塵が舞い上がっても素早く外に排出できること。ハウスダストの原因となるカビやダニが繁殖しにくい環境を作ることです。

中でも一番厄介なお風呂や洗面所などの水まわりは、カビが繁殖しにくい計画が求められる。風通しが良く、日差しがある環境はカビの繁殖を抑え、風呂掃除の回数を減らしてくれるでしょう。それには南向きの浴室や建具を開け放し浴室を乾燥させるレイアウトが望ましい。

家事の軽減といえば、台所を中心にした家事動線の問題が一番に思い浮かぶだろうが、それだけでは家事の軽減にはつながらない。生活全体を考え、最も負担を感じる家事は何か、何も一人で家事をすべてこなす必要もないだろう。家族全体で家事を分担できないだろうか、家族も楽しんで家事をこなす方法はないだろうか、ご家族の暮らしに合わせて解決方法はいく通りもあるのではないだろうか。

「お掃除ロボット」を使うのも一つの方法だが、その性能を最大限に発揮するにはシンプルな間取りに床上に置く家具の点数を減らすインテリア計画も大切である。

家庭内からのゴミ出しも問題である。台所や各部屋からゴミを集めまとめる。これには台所や階段近くにまとめておける場所があれば、家族がそれぞれの部屋から持ってきて、その場所に置いておけば良い区、場所的には階段近くが良いだろう。室内からはゴミを階段下収納に置き、外部からゴミ出しができる。お出掛け前のご主人に上手くお願いするのは間取りのテクニックではなく、あなたの極意。

家事の軽減を図り、時間を生み出すことは心のゆとりにもつながります。子育て世代には心のゆとりが必要。でもお一人ですべてをこなす必要もありません。間取りを考えるときには家族も楽しく協力してくれる工夫を探すことも大切なのではないでしょうか。
2階平面図


2階の間取りは中央に廊下を配し左右に主寝室、子供室をレイアウトしています。この間取りでは風や視線の抜けを優先しましたが、収納力を求めるのであれば廊下の南側は押し入れなどの収納にすべきでしょう。

西道路間取り・C-02|「つながり」がある住まい

概要
床面積 |1階・21.0坪 2階・14.0坪
延床面積| 35.0坪
玄関方向|西入り玄関 No.C-02

コンセプト「つながり」がある住まい

主な特徴
|仲の間|動線計画|暮らしと趣味を楽しむ|子育て世代|自然の近くに暮らす|料理を楽しむ|夫婦の生活と暮らし|

「仲の間」とは「屋外」と「屋内」を曖昧につなぐ日本建築独特の「縁」「軒下」の空間に見立てた「ニワ空間」であり、ここでは「社会」と「家庭」を緩やかにつなぐ「場」として機能させている。友人や知人、ご近所さんが気軽に立ち寄りやすい「広場」と考えても良いだろう。
1階平面図
普段は居間として家族が使う「仲の間」も、食堂と台所の間に小壁を設け、どちらの部屋からも広く感じさせる効果を得ている。加えて小壁を設けているのは、意識的に台所からの距離感を感じさせるためでもあ李、日々忙しく家事労働をされていれば、夕食後のリラックスできる時間は家事を忘れ、のんびり過ごしたいと誰もが願うことである。
台所から離れた空間で、のんびりと映画鑑賞や読書、時にはキャンドルの灯りの中お気に入りの音楽に包まれ、ご夫婦で語り合う良い空間となるだろう。

「仲の間テラス」はまさに「縁」「軒下」の外部空間と内部空間をつなぎ、屋外でも屋内としても使える空間です。お天気の良い日にはここで少し遅めの朝食やバーベキューを楽しみ、夏には夕涼み、秋には七輪を持ち出しグラス片手に秋刀魚をつまみ秋の長夜を楽しむ。その使い方は自由自在その時々や季節を楽しみ、暮らしを豊かに演出する場所です。
虫刺されが気になるようでしたら、南側に網戸を入れると良いですね。また浴室からのバステラスも兼ねており子供達がビニールプールで遊んだ後は、そのままお風呂へ直行。庭でどんなに泥だらけになっても全く気にする必要もありません。

この間取りは、延べ床面積35坪という国内では平均的な新築一戸建て住宅床面積の中で、広々と豊かな暮らしを実現する手法を盛り込んでみました。まず無駄と思われる廊下を省くため、1階で、あえて廊下といえば階段下トイレ前の90Cm角の空間だけです。

家族で使うLDKは、その空間が対角線上にがつながるように配置している。対角線上に抜ける端から端まで見通せる空間は広さを感じさせ、さらにはテラスを設けることで自然と屋外との一体感を感じ部屋をより広く感じさせる。

西入の土地であれば東側に建つ隣家の影響で採光や眺望の多くを期待できないことから、東方向の視線を遮る目的で水まわりを東側に配置して、西側の採光や眺望を取り入れるレイアウトを選んでいる。

2階平面図
2階
主寝室は住宅内で最もプライバシーの確保に気遣う空間です。就寝前には子供たちの様子を見ながら寝室に向かい、WICを前室として寝室に入る長い動線ですが、この動線とWICを子供室との間に配することにより寝室は、よりプライバシーを高めることができます。ここまで必要とされないのであれば、廊下から直接、主寝室に入れる室内建具を設ければ良いです。

2階の子供室を北にレイアウトしているのは、落ち着いた部屋を求めてこの配置にしています。活発に活動するお子さんに育てたいなら子供室は南面が良いですね。

大切なお知らせ・・・
人それぞれの考え方ですが、家族との時間を大切にしたいと願う方、友人知人あるいは地域の方々とのつながりを深めたいと思っている方、子ども達の育て方や夫婦生活のあり方に至るまで、間取りには住む人の意思や考え方を詰め込むこともできます。また、それを表現する力もあると言っても言い過ぎではないだろう。


間取りを考え始める時には是非に建物の性能だけではなく、間取りに潜む力も信じ、より多くのものを求める間取り計画をしていただきたいと願っています。

2016年7月28日木曜日

南入り玄関の家 No.E04

概要
床面積 |1階・18.50坪 2階・12.00坪
延床面積| 30.5坪
玄関方向|南入玄関 No.E04
主な特徴
|小さな家|将来に備える家|景色の中に暮らす|暮らしと趣味を楽しむ家

コンセプト「暮らしに合わせて自在に変化する家」

生涯資金と建築費|

将来のライフスタイルに合わせて改装すること前提に計画する間取りがあっても良いと思う。

住宅ローン返済のために夫婦二人ともが家族を犠牲にする勤務より、どちらか一方は暮らしを楽しむために、気に入った仕事があれば生活が許す程度の仕事をして暮らしたい・・・。

1階平面図 No.1

小さな家を建て、生活費に負担をかけたくない。また無理な住宅ローンも組みたくない。住まいは小さくても豊かな暮らしができるはず。マンションと思えば100㎡の面積はかなり広め、マンションで上下左右の部屋に気をつかいながら暮らすなら、地面の上で自由に暮らしたい。新築時に多額の費用を使うより、お気に入りの住まいに手を掛けながら、長く愛着を持ち、その時々のライフスタイルに合わせて改装しながら暮らす家を考えたい。それは何十年後に建て替えするよりも絶対に資金の負担は少ないと思う。

だから30坪程度の小さな家を建て簡単な内装工事だけで済ませ、生活費には負担をかけず、その時々に気持ちよく暮らしができる住宅を計画した。


明日に向けて|
30坪ほどのコンパクトな住宅を無駄なく改装することが前提ですから、よりシンプルで汎用性が高い構造と間取りが求められます。重要なことは、基礎や構造、外壁、屋根などの主要構造体に手を加えることなく改装をできるように、計画当初からその時々の間取りも念入りに検討して、基礎や窓の位置を決めている。
1階平面図 No.2


土間のこだわり|
子供の成長には、子供の目線から見える変化や違いなどの刺激が欠かせないといいます。いつも同じ室内環境で暮らすより季節の変化や飛び回る蝶々、風にそよぐ草花などが子供たちは何かの刺激を与え、興味を抱き自分の手で確かめようとする行動に移す。この一連の活動が子供達の成長にとても良い・・・、それを住宅で生かすには土間が必要だと考えた。

自然は、その時々の変化に溢れています。土間は屋外と屋内をつなぎ、感性豊かな子供に育てる「架け橋」となるでしょう。少し成長すればここで工作や粘土遊び、夏にはプールを持ち出してくるかもしれません。子供の想像力を膨らますには必要な空間だと思います。また冬には物干し場としても大活躍します。将来は薪ストーブを置き、揺れる炎を見ながらのんびりと冬の長い夜を楽しみたいですね。

動線計画|

動線は生活そのものです。短ければ良いとか長いから悪い、という考えもありますが動線は家族との接点ともいえます。ときには動線が長くても、もっと優先される生活もあります。一つの行動だけを考えるより、生活全体で考える動線計画をしています。

台所からの家事動線が長いですね。この家は将来、改装工事をします。子供が小さい時には自由に歩き回っても安全な広い空間を求めました。テーブルも当初は部屋の真ん中に簡素な折りたたみの座卓でもいいのではないでしょうか。

それに簡単に片付けられる家具は、お掃除の時も楽です。

1階平面図 No.3

少し成長すれば、朝日が差し込む食卓で毎朝しっかりと朝食をいただきたいものです。台所が水まわりに近くなりますが、台所と水まわりが近くなっても、洗濯物を干して取り込み、たたんで仕分けることを考えると、台所がどちらにあっても動線の長さに変化はありません。

家事労働は大変です。浴室をサンルームへ移動して、脱衣室を広げここで物干しができるように改装します。もちろん新築時に、この間取理で着工しても良いのです。

1階平面図 No.4
洗濯してその場で干す、これ以上短かな動線はありません。子供たちにも自分の洗濯物は自分で洗うことが我が家のルールになりつつあります。子供が独立すると、いよいよ夫婦二人の住まい。回遊性のあるワンルームの住まいは室内の気温差も少なく、動きやすいです。もし車椅子が必要になっても平気です。


コストダウンを考えた上下階レイアウト|
家の中で最も無駄な空間は2階の廊下だと思います。そこで2階の廊下は最小限になるように主寝室と子供部屋2室を配置しました。それでも、1階から2階の子供部屋へ声を掛けやすいように小さな吹き抜けを設けてあります。
2階平面図
2階は構造に負担をかけないように玄関とLDK部分が総2階建ての構造にしてあります。土間と水まわりは下屋として総2階の建物に附属させた基本構造で、コストダウンを図っています。

南入り玄関の間取りNo.E03

概要
床面積 |1階・18.5坪 2階・16.5坪
延床面積| 35.0坪
玄関方向|南入り玄関 No.E03
特徴
家事動線|回遊性|バステラス|2階学習室|花粉症対策|家庭菜園|

暮らしや健康を考えた動線計画
住宅の動線は家事動線ばかりではありません、起床動線や帰宅動線、就寝動線など生活には様々な動線があります。健康や仕事、暮らし方から間取りを考えると、このような動線が暮らしやすい方もいらっしゃると思います。

この住宅は帰宅動線に注目してください。あまりこの動線がある住宅は少ないというか、必要とする方は少数派でしょうが、健康や職業によっては、この動線を必要とする方も多くいらっしゃると思いますので参考にしてください。

1階平面図 No.1


インフルエンザの季節|
インフルエンザが流行する季節に有効な予防法の一つが、帰宅直後の手洗いです。帰宅直後には、できるだけ何も触らずに洗面場へ直行し、石鹸で綺麗に手洗いをすることです。
玄関脇に手洗器を設ける方法もありますが、やはり大きめのボウルで石鹸で丁寧に手を洗いうがいをすることが一番です。

花粉症の季節|
花粉症で苦しむ時期には、とにかく家に帰りすぐに花粉を落として楽になりたい、家の中にも花粉を持ち込みたくない。帰宅直後には居室を通らず、お風呂場へ直行してシャワーを浴びたい、少なくても手洗いや洗顔をしたいと希望される方も多いではありませんか?着替えの衣服は階段下収納をクローゼットにして衣服を収納しておきます。

仕事柄|
服や身体に粉塵や油、臭いが付いてしまい帰宅直後には服を脱ぎ体についた汚れを落としてしまいたい。汗をかく季節は着ていた服を洗濯機に放り込み、お風呂でさっぱりしたい。仕事柄にもより、このような玄関からの帰宅動線を考える間取りもあります。

喘息|
花粉と同じで、衣服についたホコリは家の中で舞い散り、掃除の頻度を高めます。もしお子さんが気管支喘息をお持ちであればなおさら、室内環境は良好に保ちたい。そこまでいかなくてもご職業や健康状態から間取りを考えるべきではないでしょうか。

趣味を楽しむ|
家庭菜園が趣味で泥だらけになってしまい汗と土で汚れた体をきれいにしてから部屋に入りたいと、ご希望される方、アウトドアが趣味で雨の日には自宅でグッズの手入れをしたい方など、暮らしを豊かに趣味を楽しむ方こそ、この動線や機能を参考にしていただきたい。

仕事や健康、暮らし方、趣味から間取りを考えると家事動線より他の動線を優先する方が暮らしやすい場合もあるのです。

1階平面図 No.2

居間の雰囲気
No.1は居間を横断する動線があり、よく言えば居間に動線が集まり活動的な住まいですが、悪く言えば落ち着きのない居間になりやすいです。家事動線を短く、落ち着きのある雰囲気をご希望されるようでしたら、No2の間取りが良いでしょう。


2階平面図
2階|


階段を上がり正面にトイレその西側を廊下として子供部屋へ続きます。廊下が単なる移動空間であれば無駄は空間だと思いますので、一部をフリースペースと収納スペースに利用しています。フリースペースには机を備え付けてもいいでしょうし、収納を増やしてもいいでしょう。

2016年7月20日水曜日

南入り玄関の間取りNo.E02

概要|
床面積 |1階・22.50坪 2階・16.75坪
延床面積| 39.25坪
玄関方向|南入玄関 No.E02 

主な特徴
回遊性動線|物干し・和室
暮らし|景色|子育て世代の家|来客


1階平面図
 コンセプトは「南北の景色を取り込み自然の中で暮らす」
「家族の間」は見晴らしの良い広場や、庭園の中に佇む東屋に見立て南北の建具はすべてを壁の中に引き込みデッキが外部空間と室内空間のつながりを深めます。

動線計画|
回遊性の動線は「家族の間」を中心に「廊下ー脱衣ー洗濯ー和室」の動線と「台所ー食品庫ー玄関」の八の字を描く2本の回遊性動線があり、家事動線は少し長いですが、とても動きやすい動線が計画されています。
家事動線。中でも洗濯の動線は短い方が良いのかもしれませんが、実際には1日に何回洗濯をしますか、多くて2回ほどではないでしょうか、それも最近は、ほぼ全自動洗濯機をご利用です。子供たちが自立し始め、ますます洗濯物が増える時期には、子供達はお手伝いしてくれるようになるのでしょう。

乾燥機付き洗濯機をご利用でしたら、洗濯物をたたみ仕分ける方に時間が取られるのではありませんか?

この間取りでは「洗濯物をたたみ仕分ける」動線に重きをおきました。このプランでは、物干し場を兼ねた洗濯室を和室の横につなげて配置してあります。乾いた衣服を和室でたたみ、仕分けるにはとても都合が良いでしょう。

忙しくたたむ暇がない時や不意のお客さんがいらしても建具を閉めれば洗濯物が散らかっている見苦しところを、お見せする心配もありません。また、衣類をたたむ場所が広ければ、子供達も一緒にたたんでくれますし、躾にも役立つと思います。


家事動線は間取りを考える上で、とても重要な要素の一つですが、家族の年齢や、設備、使用する家電製品も選び、その上で暮らしに根付いた動線を満足させることも大切ではないでしょうか。
2階平面図


個性を発揮しだして数年経ち、幼児期もそろそろ卒業を迎える子供達はゲームや読書など、それぞれに自分のしたいことをし始めます。しかし家族の集まるところで過ごしたいと願うはず。

住まいには家族が自然と集まり付かず離れず過ごす場所が必要ではないでしょうか、その求心力となるのが、この座卓です。子供が小さなうちは座卓の方が安全で便利だと思います。ただ、子供が成長すると、椅子とテーブルの方が暮らしやしかもしれません、その時には、お気に入りのテーブルと椅子を家族で選び、いつまでも使い続けたいですね。

2016年7月19日火曜日

南入り玄関の間取り・E-01「朝日が眩しい家」

概要
床面積|1階・20.00坪 2階・15.00坪 
延べ床面積|35.00坪
玄関方向|南入り玄関 E-01

コンセプト「朝日が眩しい家」
主な特徴
|短い家事動線|回遊式動線|子育て世代|

南側道路で駐車場を設置する時には駐車場の位置も大きな課題の一つです。建物の大きさと敷地の間口にもよりますが、居間からいつも車しか見えないというのは避けたいものです。
1階平面図

この間取りでは家事動線を短くするため、台所から洗面脱衣所への動線と階段室側からの2方向の動線を設けています。この動線は一見すると動きやすそうですが、欠点として家族の誰かが入浴のため着替していると、裸で鉢合わせすることも考えられます。この動線を採用するときには必ずご家族とこの欠点を話し合ってください。
また、この動線を採用するときには、室内建具にスリガラスを入れるなど、脱衣室内の様子が分かるような建具デザインが求められます。

来客が泊まりに来ることもあるので和室は直接、トイレ、浴室へ行けるように廊下を設けました。また、この廊下は冬季間に階段室から降りてくる冷気を防ぐた役割も果たします。
2階平面図


2階は3室を南面に配し、すべての部屋に日照を得る間取りにしています。このような配置は真ん中の部屋の風通しが気になりますので出入口建具に欄間などを設けた方が良いでしょう。

2016年7月18日月曜日

南入土地・W-04「炬燵に蜜柑」

概要
床面積 |1階・22.00坪 2階・14.375坪
延床面積| 36.375坪
玄関方向|南入り玄関 No.W-04

コンセプト「炬燵に蜜柑」
主な特徴
|回遊性|子育て世代|夫婦の生活|

日本の冬は、炬燵に入って暮らしたいと考える方も多いのではないでしょうか。赤ちゃんの遊び場やお昼寝の場所としては畳床に勝る仕上げはありません。台所横に和室を設け育児と配膳がしやすい間取り案です。
1階平面図

暮らし方によれば水まわり動線の長さが気になりますが、それよりも家族の健康を優先し南北通風の良さや食堂に朝日が差し込むことを基本と考えた。

畳の部屋
「和室は南側で日当たりが良い場所に」と先入観はありませんか?年中大切なお客様をお迎えする大邸宅なら、いざ知らず、暮らしを大切に計画する間取りでは、そんな考えを持つ必要もありません。

畳はクッション性も断熱性もよく、特に子育て中の方には、こんなに重宝する素材はありません。乳児期には、さっとお布団を敷けば、お昼寝の場所になり思い切り寝返りもできて転落の心配もない、時には子供の添い寝と称して一緒にお昼寝もできる。転んで頭を打っても大きな怪我をしない、遊び場としても大活躍します。

また、洗濯物をたたむにも重宝な場所ではないでしょうか、板の間で直に座ってたためば膝を痛めます、座布団を敷けば邪魔になり、テーブル上で下着を広げるには抵抗を感じます、さりとて専用のパントリーを設ければ床面積が増えてしまう。
畳の間はその時々に応じて重宝に使える多機能な部屋、万能な部屋であり、その感触は私たち日本人のDNAに訴えてくるものを感じざるを得ません。

和室を暮らしの中で存分に活用するには、その配置が大きな決め手です。子育てには台所の近くや見通せる場所、洗濯物をたたむには物干し場の近くに配置する。さらにその配置によって、住まいの風通しを良くする役割も果たします。

間取りは自然ありき、自然と共存する家
住宅は一時期、高気密高断熱工法の24時間換気の家が注目を集め、これにより不運にもシックハウス症候群を発症を招き、大きな社会問題ともなりました。今でも、その技術が生かされている住宅は多いようです。ただこの工法では人工環境の中で暮らすようなもので、地域によっては年間を通して冷暖房を入れてエネルギーを消費し続けなければ住むことができないこともあります。
2階平面図

心地よい季節や、お天気の良い日には思いっきり窓を開け部屋の空気を入れ替える、掃除をするときには窓を開けて掃除をする。季節が良い時期にはエアコンは必要ありません。


自然の力を取り入れ、自然環境と共生する家づくりは、まず最初に「自然ありき」と考えたいものです。

南入土地・W-03「家事を軽減する回遊性がある住まい」

概要
床面積 |1階・18.0坪 2階・15.0坪
延床面積| 33.0坪
玄関方向|南入り玄関 No.W-03

コンセプト「家事を軽減する回遊性がある住まい」
主な特徴
|動線計画|小さな家|回遊性|

1日の始まりは朝日が差し込む台所に立ち、体内時計をリセットしてくれる明るい日差しを浴びながら朝食をいただく。
1階平面図

この間取りでは北東方向に空地を設け、台所にも朝日が差し込む計画にしていますが、これはただ台所に日差しを得る目的ばかりではなく、食堂から北方向に植えた木々が、朝日を受けて緑鮮やかに見えるようにしています。

洗面脱衣を抜ける回遊性動線は「諸刃の剣」

この間取りでは「収納」を中心として「洗面脱衣室」を通る回遊性の動線を計画しています。中心を「階段室」としている間取りも見かけます。

回遊性のある動線は動きやすく、機能的であることには間違いない一方で、脱衣室を通る動線は、着替え中に家族が鉢合わせする可能性も十分にあるので、この欠点をよくご理解の上、みなさんの家族構成や暮らし方を考え、この動線をお選びください。基本としては脱衣所には2方向動線を作らないことがお勧めする。

キッチンは危険地帯

キッチンにはコンロや包丁などがあり危険が潜む場所です。家族が頻繁に利用する動線上に危険が潜むことは安全上に重大な問題が残ります。住宅には家事動線や収納面積も重要な要素です、しかしその前に安全であることが優先されるべきではないでしょうか。一見明るく動きやすそうな間取りでも違う角度から見ると、危険性を含んでいるかもしれません。

間取りを検討するときには、色々な角度から検討する柔軟さも必要である。

この間取りには、キッチンと脱衣室を通る回遊式の動線があります。このキッチン動線は家事の軽減には、とても良い動線である一方、小さなお子さんがいる家庭では、とても危険性を含んだ動線といえる。
2階平面図

南入土地・W-01「庭に囲まれた家で心豊かに暮らす小さな家」

概要
床面積 |1階・17.5坪 2階・11.5坪
延床面積| 29.0坪
玄関方向|南入り玄関 No.W-01

コンセプト「庭に囲まれた家で心豊かに暮らす小さな家」
特徴
|小さな家|料理を楽しむ|自然の中に暮らす|

小さな家でも心の豊かさを求めたい。
1階平面図

どのような住宅を希望するか、家族それぞれによって違います。家事動線が短く機能的な住まい、高気密高断熱を追求して小さな窓で自然から隔離されたような家(私にはそう感じます)それも良いと思いますが、この家は住宅の性能より緑に囲まれた日々の生活や心身の豊かさを求める住まいです。

間取りレイアウトは見た通りいたってシンプルな配置です。ワンルームで計画された台所・食堂は朝日が差し込み、居間は一日中明るく南北の心地よい風が通り抜ける。まさに庭・自然と共に暮らす住まいといえるでしょう。階段下は居間から利用できる収納にしています。階段下の空間は意外と広く収納には、お薦めの場所です。
1階平面図 No.2

注意したいキッチンレイアウト
このような間取りでは、No2のようにキッチンを壁に接することも多いようですが、壁からキッチンを離しアイランドキッチンとする方が動きやすく窓位置も自由になります。ほんの些細なことですが実際に生活が始まると大きな差になるので間取りを決定するには決して気が抜けません。

上下階レイアウト
11.5坪の2階に4.5帖の子供室を2室、主寝室は6帖の和室に3帖の納戸を附属させ階段室を中心に左右へ配置しました。


2階を建物西側にレイアウトしてあるのは、1階の居間奥まで、朝日を差し込ませようと食堂・台所の天井を高くして欄間を設けるためです。住宅は立体的に考えることにより、空間はより豊かに広がり、豊かな暮らしを演出するようになるでしょう。

南道路の間取り・C-02「家事は家族全員でします」

概要
床面積 |1階・19.5坪 2階・18.19坪
延床面積| 37.69坪
玄関方向|南入り玄関 No.C-02

コンセプト「家事は家族全員でします」
主な特徴
|子育て世代|動線計画|夫婦の生活と暮らし

木造新築一戸建て、持家専用住宅の全国平均は国土交通省平成25年のデータから123,56㎡約37.36坪。この間取りは全国平均値とほぼ同じ面積の住宅で、無駄と思われる部分を排除すると、各居室がどれほどの広さとなるかを考えつつプランニングしている。
1階平面図

西側の駐車スペースを配置するレイアウトは、南入り土地で南東方向に広く空地をとる基本的なゾーニングです。南側に玄関戸を取り付けても良いが、あまりにもアプローチが単調になること、玄関戸を開放すると道路から内部が丸見えになるので東側に玄関戸を配置している。

居間と食堂を対角線上にレイアウトすることにより対角線上に視線が抜け、より広がりのある空間を作り出す。
台所が南西方向、水まわりは北東方向に配置しているので、調理・洗濯動線は少し長いと感じるかもしれないが、動きやすく居間と食堂は落ち着きのある空間を実現する間取りです。

雨天時の通風
視線の抜けが良い間取りは、空間の広がりを感じる上に通風も良く健康的な間取りといえます。
通風は晴れた日ばかりではなく、雨の日の通風も考えておかなければなりません。かといって防犯性能を低下させたくはないので、開口幅15Cmほどのスリット窓を基本に選び、軒下・屋根下となる場所を選び各所に設置します。この間取りでは、玄関・ポーチ下と洗面・トイレのそれぞれ2箇所ずつ取り付けています。ほぼワンルームに近く計画された間取りであれば、南北に設ける2箇所の開口部で雨天時の換気に十分役立ちます。

家事動線
家事動線は家事を一人でするか、家族が協力し合うかにもより間取りが変わります。家族全員で家事をする間取りは、炊事、洗濯、掃除、育児それぞれの家事が短く完結する動線を作り、家事が簡単に素早くできる動線を求めると良いでしょう。家事を家族全員でする暮らしであれば、家事それぞれの動線が交わらない動線、少し離れた動線の方が暮らしやすいのではないでしょうか。
日々忙しいから家事を協力し合う暮らしを選ぶ。もう少し言えば暮らしの中で子供たちにも小さな時期から家事を手伝わせることで、生活力を身に付ける子育てをするには、間取りの段階から考える必要があるのではないでしょうか。

調理(台所)動線
例えば調理(台所)動線は調理ー運搬ー洗いー片付ーゴミ出しが調理(台所)動線になり、この動線は一直線になるように配置しています。
洗濯動線
洗濯は、洗濯ー干すーたたむが洗濯動線で、洗濯機と物干し場、たたみ分ける動線ですが、この場合には洗濯物をたたみ仕分ける場所を決めておかなければなりません、この家では一般的な居間を使います。
楽な掃除
掃除は余計な間仕切りを設けないで、部屋を広く取り、床に物が散乱しないように十分な収納計画と、暮らしを心がけます。水まわりは湿気が少なくなるように、風通通しを良くしておけば、カビの発生も抑制できます。
2階平面図


上下階レイアウト

総2階建の建物に南西・北東方向に下屋を配置し、2階は階段室・フリースペースを中央に子供室と主寝室を左右へ配置したシンプルなレイアウトです。特に階段踊り場から出入りするトイレは、かなりアクロバティックな配置で、1階トイレ天井高さは詳細な検討が必要になりますが、このようなレイアウトも可能であることを参考にしてください。

参考|各部屋面積
1階
  居間(階段前通路・収納含む):16.75帖
  食堂 6.5帖
  台所 4.0帖(LDK合計27.25帖)
  その他 食品庫・洗面所・脱衣室・浴室・トイレ
2階
  主寝室 9.125帖
  WIC 5.625帖
  子供部屋1 6.5帖
  子供部屋2 6.5帖
  フリースペース 3.5帖

  吹き抜け 2.0帖

2016年7月17日日曜日

北側道路の間取りC-04「季節を味わう住まい」

概要
床面積 |1階・21.00坪 2階・16.25坪(吹抜け3.75坪)
延床面積|36.25坪
玄関方向|北入り玄関 No.C-04

コンセプト「季節を味わう住まい」
主な特徴
|土間がある家|暮らしと趣味を楽しむ|自然の近くに暮らす|子育て世代|

レイアウト
矩形の平面形の西側、水まわりゾーンを南方向にスライドさせ和室西側に坪庭を設けています。このような空地は、ただ観賞用だけでなく採光や風通しにも非常に有効に働きます。

1階平面図

北側空間を楽しむ

和室でなくとも北側に居室を設けることで、一階の南北通風が良くなり、明るく活動的な雰囲気とともに静かで落ち着きのある空間を求める方には、この北側の空間がお勧めです。

このレイアウトのように玄関土間からも入れる居室は、少し広めの建具を開け広々とした玄関を演出したり、不意の来客時にでも居間を慌てて片付ける必要もなく、来客を招き入れることができる上に、この空間の利用方法は暮らしの中で様々に展開するでしょう。

もし、泊まる方がいらしても水まわりが近く重宝し、普段は建具をいっぱい開けて居間の一部として利用できることは言うまでもありません。

吹抜けに設けた階段下は土間にしてあり床高を一段下げ、テラスからも出入りできるようにして薪ストーブを置いています。外から持ち込む薪のストックはこの階段下です。

ひろびろ空間を創り出す

対角線上に視線が抜けるこのレイアウトは、小さな家でも建物を広く感じさせ吹抜け階段との相乗効果で家全体を広々とした空間を実現するとともに、2階の子供部屋を吹抜けに面して計画していますので、家族がどこにいても、お互いに声を掛け合え自然に触れあいが生まれる住まいとなる。

浴室とバステラス

浴室はテラスの中に浴室がある、というイメージで1.5坪の浴室にはシャワーブースを別途設けています。たまには、ゆっくりと外の景色を眺めながら湯船に浸かりたいはないですか?

夏には裸のまま、とはいきませんがバスローブでも羽織って夕涼みがてら湯上りのビールを、テラスで楽しみたいではありませんか。このテラスにビニールプールを出して遊ぶ子供達の笑顔も見たくはないですか。もちろん子供達がプールで遊んだ後は濡れた体のままお風呂に直行です。そうそう、テラスに洗濯物を干す時にもここを通れば良いのです。

冬には薪ストーブの炎を楽しみ夏にはテラスで季節を味わう住まいです。


2階平面図

2階

活動的な1階の間取りと比べ、2階の子供室は静かで落ち着きのある北側に配置してあります。家の中での遊びは思いっきり1階で家族とともに楽しみ、個室は落ち着いて安眠できるように計画しています。一軒の住宅でも、このようなメリハリのある空間を計画することも忘れてはなりません。




子供室南側の手すりを本棚にすればかなりの種能力が期待できますので、多くの蔵書をお持ちの方は、このような場所も有効に利用したいものです。

北側道路の間取りC-02「シンプルに暮らしたい」

概要
床面積|1階・18.75坪 2階・14.25坪 
延べ床面積|33.0坪
玄関方向|北入り玄関 No.C-02

コンセプト「シンプルに暮らしたい」
主な特徴
動線計画|子育て世代|暮らしと趣味を楽しむ|

台所と水まわりを隣接させて家事動線を重視した間取り。

居間は東南方向に食堂を北西方向に配置することで、対角線上の抜けが居間・食堂の広がりがある空間と良好な明るさ、風通しを実現させている。さらには広々とした空間でありながらも、動線をコンパクトにまとめることにより、居間には大きな動線を無くすることで落ち着いた雰囲気を実現できます。

ご家族の生活スタイルにより使いやすい間取りは異なります。
この間取りのレイアウトは建物の形を変えることなく、幾通りかの間取りパターンを考えやすく、皆さんの暮らし方にあった間取りをご検討ください。
1階平面図 No.1

No1
台所に立つと家の隅々まで見通せることができる間取りですから、お子様が小さい時期にでも子供の様子を見ながら調理ができるプランです。ご家族揃って夕食をされるご家庭向きで、ご主人の帰宅が遅く、お一人で食事をされることが多いようでしたら、ご主人が一人寂しく食事をすることがないようにしてくださいね。

帰宅時間が遅い方、一人寂しく夕食をいただく方に警告。奥様がこのような間取りを考えているようでしたら、それは家族サービスが不足しているのかもしれません。もっと家族を大切にしてください。人生、仕事ばかりではありませんよ!
1階平面図 No.2
No.2
台所を北側に配置した間取りです。図のように南側は畳コーナーとしても良いですし、ここにダイニングテーブルを置いても良いでしょう。見比べてみるとお分かりでしょうが、No1は居間と食堂が少し離れており居間と食堂には独立性が高いです。それに比べNo2は両室の一体感が増す間取りになります。またNo1の食堂は壁に囲まれ落ち着きのある雰囲気に仕上げやすく、No2の食堂は落ち着きがあるというより活動的な雰囲気に仕上がります。

1階平面図 No.3
No3
No1の間取り東側に和室を設け普段は居間の一部として使います。時には来客時の客間として、またあってはいけないことですが、万が一の不慮の事故や高齢時の身体能力低下で、2階の寝室へ上がれなくなった場合に備えた寝室として利用することも考えられます。

2階
西方向に隣家が建っている敷地では西側隣家の窓と、ある程度の距離を取るため2階は東側に配置させることを基本とした3種類取り上げました。

2階平面図 No.1
No1
吹抜けを設けず主寝室を東南に、子供室を西側にレイアウトしています。寝室の風通しと明るさは抜群に良い部屋になります。ただWICが南面中央にあり位置的にもったいないような気もします。

2階平面図 No.2
No2
No1のWICを主寝室北側に移動して吹抜けにしています。WICは2坪の広さを2室に分け両側は洋服掛けとして、中央上段は季節の寝具起き下段は小物類の置き場として考えてみました。

2階平面図 No.3
No3
主寝室を東側、子供室は東側に配置して押入れを設けた間取りです。吹抜けは暮らし方や敷地条件により取り入れるか入れないか様々です。もし吹抜けが必要なければこの空間を2階のフリースペースとして雨天時や冬期間の物干し場として利用しても良いでしょう。

この間取り案は1階と2階の組み合わせは自由にできるように計画しています。

基本的にはどの間取りも採光や風通しは良く住宅本体はどれでも心地よく暮らせます。皆様の暮らし方により同じ形、同じ面積の建物であっても、間取りは様々に変化することを少しでもご理解いただけましたらと願っています。


そして、これが間取りを考える上で、楽しみでもあり怖さではないだろうか、ですから間取りは、いろいろな方向から検討を重ね慎重に決めたいものです。

北側道路の間取りC-01「メリーゴーランド」のような住まい

概要
床面積|1階・22.75坪 2階・14.00坪 
延べ床面積|36.75坪
玄関方向|北入り玄関 No.C-01

コンセプト「メリーゴーランド」のような住まい
特徴
動線計画|子育て世代|

台所を中心に居間、食堂、スタディーコーナー、水まわり、物干しデッキを配置して台所に求心力をもたせたレイアウトです。
1階平面図

玄関からは居間と和室、玄関脇収納へとそれぞれに出入りできるので、その時々に応じて動きやすい間取りを実現します。このレイアウトは台所から各部屋へ近く動きやすいのです、ただ台所を部屋で囲ってしまうと採光や風通し、排気ダクトの長さなどの問題を生じさせることがあります。そこで、この間取りのように一方は、デッキやテラスなどを設け外気に接する台所にすると、これらの問題を解決しやすくなります。
この物干しデッキは西側外壁線で建具を入れ、夏は開け放ち、冬や雨天時には閉めて使う物干しデッキを計画している。

この間取りには住まいを広く感じさせ、日々豊かな暮らしを実現させるコツが生かされている。一つには動きやすく、空間の広がりを生み出す回遊性動線を随所に設けてあること。もう一つは和室からスタディーコーナーへと建物の端から端へ対角線上に見通せる部分を設けた。

大きな回遊性動線は居間から和室、玄関、水まわり、食堂を通り抜ける動線と、それぞれの部屋も自由に動き回れる2方向の動線を設けたレイアウトとしています。
また、階段、トイレ前は単に廊下としてだけ使うのはもったいないので、収納棚を設け収納室としての機能をもたせ、スタディーコーナーと食堂の間にも本棚を設置し、収納力を増している。
2階平面図

2階
階段を上がり主寝室と子供部屋へは両側に別れる動線として、主寝室へはWICを通る間取りになってますが、もちろんご希望により廊下から直接寝室へ入る建具を設けても構いません。
各個室には2方向の窓が設置でき明るく風通しも良く、良好な室内環境となることに間違いありません。


※玄関前の軒下は自転車置き場を兼用していますが自転車を屋内に入れたいと、ご希望されるようでしたら玄関脇収納を北へ拡張することも可能ですからご検討ください。

北向き土地の間取りE-06「おかえりなさい」の家

概要
床面積|1階・21.5坪(車庫等7.25坪) 2階・17.0坪(吹抜け 3.0坪)
延べ床面積|38.5坪
玄関方向|北入り玄関 No.E-06

コンセプト「おかえりなさい」の家
主な特徴
動線計画|子育て世代|ガレージのある家

街灯が点きはじめる時間、自宅の窓から明かりが見える。窓越しには夕食の準備をしてる母の顔「ホッ!」とする瞬間。
1階平面図

「おかえりなさい」
何気ない言葉がいつまでも心の中に残る。
台所を含めて水まわりを全て北側に並べるレイアウトは、台所と玄関や水まわり(この間取りでは階段を挟んでいます)がの動線が簡潔で動きやすい。また動線が片側に集中するので他方は落ち着きのある空間となります。この間取りでは北側が活動的な空間で、南側の和室・居間部分には動きが活発となる動線が生まれません。
ただ欠点としては南北通風が取りにくく、台所と階段室には通風性能が良い窓を選んでいただきたいことと、ご家族が多い家庭では動線が集中することで、かえって動きにくくなることもるのでご注意ください。

求心力がある大きなテーブル
家族が集う空間には、その求心力となる大きなテーブル1卓だけ置いて暮らすスタイルが、より家庭的な暮らしを生みます。子供たちが、お絵描きや宿題をしているときに、夕食のお料理を並べても平気なくらいのテーブルです。大きさの目安としては家族人数に2〜3名が座っても平気と感じるくらいの大きさです。家族がそれぞれ別のことをしながら同じ時間を共有するには、この大きなテーブルが大活躍するでしょう。

家事の軽減
家事動線の中でも洗濯動線も大切ですが、その他の家事の中で掃除を簡単に済ませたい方も多いと思います。特に、ハウスダストによるアレルギー疾患をお持ちの方には、切実な問題ではないだろうか。掃除を簡単に済ませるには、とにかく家具が少なく床に物が散乱しない方が良いですし、動かしにくいソファーなど大きく重い家具は置かないほうが良い。

子育てに時間をとられるご家族は、手軽に掃除をできる部屋作りが大切!一人で動かすことも出来ないソファー下は一年に数回、掃除ができれば良い方で常にホコリの溜まり場になりかねません。

大きなテーブル1卓と軽い椅子、お昼寝用のお布団を押入れに片付ければ床上に何もなくなる和室の組み合わせは最強で、掃除機でもフロアーワイパーでも手軽に掃除ができる。
また、ソファーをなくすることで、子供達は活動的に動き回れて良いのではないでしょうか、疲れたら気軽に和室でゴロンとお昼寝タイム。
2階平面図

2階

階段、吹き抜けを中央にして東西にご夫婦と子供達のゾーンを分けています。家族だけしか使わない2階のトイレスペースは専用の個室を設けると面積的にもったいないようにも感じるので、広めにして洗面と物干し室も兼ねる一部屋としています。