2016年7月18日月曜日

南入土地・W-03「家事を軽減する回遊性がある住まい」

概要
床面積 |1階・18.0坪 2階・15.0坪
延床面積| 33.0坪
玄関方向|南入り玄関 No.W-03

コンセプト「家事を軽減する回遊性がある住まい」
主な特徴
|動線計画|小さな家|回遊性|

1日の始まりは朝日が差し込む台所に立ち、体内時計をリセットしてくれる明るい日差しを浴びながら朝食をいただく。
1階平面図

この間取りでは北東方向に空地を設け、台所にも朝日が差し込む計画にしていますが、これはただ台所に日差しを得る目的ばかりではなく、食堂から北方向に植えた木々が、朝日を受けて緑鮮やかに見えるようにしています。

洗面脱衣を抜ける回遊性動線は「諸刃の剣」

この間取りでは「収納」を中心として「洗面脱衣室」を通る回遊性の動線を計画しています。中心を「階段室」としている間取りも見かけます。

回遊性のある動線は動きやすく、機能的であることには間違いない一方で、脱衣室を通る動線は、着替え中に家族が鉢合わせする可能性も十分にあるので、この欠点をよくご理解の上、みなさんの家族構成や暮らし方を考え、この動線をお選びください。基本としては脱衣所には2方向動線を作らないことがお勧めする。

キッチンは危険地帯

キッチンにはコンロや包丁などがあり危険が潜む場所です。家族が頻繁に利用する動線上に危険が潜むことは安全上に重大な問題が残ります。住宅には家事動線や収納面積も重要な要素です、しかしその前に安全であることが優先されるべきではないでしょうか。一見明るく動きやすそうな間取りでも違う角度から見ると、危険性を含んでいるかもしれません。

間取りを検討するときには、色々な角度から検討する柔軟さも必要である。

この間取りには、キッチンと脱衣室を通る回遊式の動線があります。このキッチン動線は家事の軽減には、とても良い動線である一方、小さなお子さんがいる家庭では、とても危険性を含んだ動線といえる。
2階平面図

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