2016年7月20日水曜日

南入り玄関の間取りNo.E02

概要|
床面積 |1階・22.50坪 2階・16.75坪
延床面積| 39.25坪
玄関方向|南入玄関 No.E02 

主な特徴
回遊性動線|物干し・和室
暮らし|景色|子育て世代の家|来客


1階平面図
 コンセプトは「南北の景色を取り込み自然の中で暮らす」
「家族の間」は見晴らしの良い広場や、庭園の中に佇む東屋に見立て南北の建具はすべてを壁の中に引き込みデッキが外部空間と室内空間のつながりを深めます。

動線計画|
回遊性の動線は「家族の間」を中心に「廊下ー脱衣ー洗濯ー和室」の動線と「台所ー食品庫ー玄関」の八の字を描く2本の回遊性動線があり、家事動線は少し長いですが、とても動きやすい動線が計画されています。
家事動線。中でも洗濯の動線は短い方が良いのかもしれませんが、実際には1日に何回洗濯をしますか、多くて2回ほどではないでしょうか、それも最近は、ほぼ全自動洗濯機をご利用です。子供たちが自立し始め、ますます洗濯物が増える時期には、子供達はお手伝いしてくれるようになるのでしょう。

乾燥機付き洗濯機をご利用でしたら、洗濯物をたたみ仕分ける方に時間が取られるのではありませんか?

この間取りでは「洗濯物をたたみ仕分ける」動線に重きをおきました。このプランでは、物干し場を兼ねた洗濯室を和室の横につなげて配置してあります。乾いた衣服を和室でたたみ、仕分けるにはとても都合が良いでしょう。

忙しくたたむ暇がない時や不意のお客さんがいらしても建具を閉めれば洗濯物が散らかっている見苦しところを、お見せする心配もありません。また、衣類をたたむ場所が広ければ、子供達も一緒にたたんでくれますし、躾にも役立つと思います。


家事動線は間取りを考える上で、とても重要な要素の一つですが、家族の年齢や、設備、使用する家電製品も選び、その上で暮らしに根付いた動線を満足させることも大切ではないでしょうか。
2階平面図


個性を発揮しだして数年経ち、幼児期もそろそろ卒業を迎える子供達はゲームや読書など、それぞれに自分のしたいことをし始めます。しかし家族の集まるところで過ごしたいと願うはず。

住まいには家族が自然と集まり付かず離れず過ごす場所が必要ではないでしょうか、その求心力となるのが、この座卓です。子供が小さなうちは座卓の方が安全で便利だと思います。ただ、子供が成長すると、椅子とテーブルの方が暮らしやしかもしれません、その時には、お気に入りのテーブルと椅子を家族で選び、いつまでも使い続けたいですね。

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