2016年7月16日土曜日

東側道路の間取り S-03「ちいさくても多彩な空間を感じたい」

概要|
床面積|1階・16.25坪 2階・12.25坪 
延床面積|28.50坪
玄関方向|東入り玄関 No.S-03

コンセプト「ちいさくても多彩な空間を感じたい」

主な特徴
|小さな家|動線計画|子育て世代|自然の近くに暮らす|

28坪ほどの明るくて心地よい風が通り抜ける家に、回遊性家事動線と3方向に抜ける視線が、ひろびろ感じる豊かな暮らしを実現する。
1階平面図

明るい朝日が差し込む家は気持ち良い。
目覚めに少しぼーっとした体で台所に立っても部屋が明るいと「さぁ今日も1日がんばるぞ!」と、体の動きも軽快になるのは人の本能だ。朝日を受ける明るい居間と食堂は南北にも風が抜け回遊性のある家事動線が朝の忙しい時間にはありがたい。

水まわりの各室を西方向に集中させ食堂、居間、玄関を交互にレイアウトにすることで家事がしやすく、ひろびろとした空間をつくりだしている。また、この間取りは動きのある家事部分と、のんびり過ごす団欒の空間をやわらかに分け、ゆるやかにつなぎ空間の雰囲気も多彩な表情を感じられるであろう。

アルコーブのように少し囲まれた食堂は、居間との間で声が伝わりながらも視線を遮ることができるため、ただ単純な四角い部屋よりも落ち着いた空間を創り出す。夕食後に家族とともにくつろぎの時間を大切にするご家族や、来客の多いご家庭にもオススメめである。

居間は、落ち着きがあるばかりでなく、3方向に設けた窓により風通しが抜群で、視線の抜けが良い上に南側に設けたテラスは空間の広がりを感じ、よりひろびろとした空間を演出する。
このテラスは休日のカフェ空間やバーベキューの場所として、またここに縁台の一つでも置けば、ご近所様との語らいの空間としても活躍するだろう。

四方を壁に囲まれたコンパクトな家は、つまらない空間になりがちですが、間取りのレイアウト次第で、のびやかに広がり多彩な空間を楽しむ住まいを実現できるだろう。


キッチン西側パントリーは、夏季期間の台所の西日対策と物干し場を兼ねている。

2階平面図

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