概要
床面積|1階・18.875坪 2階・14.000坪
延床面積|32.875坪
玄関方向|東入り玄関 No.N-03
コンセプト「基本形に素直な間取り」
主な特徴
|小さな家|ガレージ|子育て世代の家|
東入り敷地で屋根付き車庫の位置は、室内への日照を考えると北側が第一選択になります。車庫に続き玄関、水まわり、階段を北方向、南方向は食堂、居間、和室などの居室を配置する基本的な間取りです。
1階平面図 |
車庫の耐震性を図るには屋外物置や駐輪場などを設け、一方向だけではなく二方向の耐力壁を計画すると良い。
水まわりの個室を北側一列に並べると南北の風通しが悪くなるので、この間取りでは、その解決策として洗面所を独立させ居間との間はオープンとして通風を確保していますが、本来であればもっと大きな窓を取り付けたい。
洗面と脱衣を別室にすることは、入浴時に家族が裸で鉢合わせする心配をなくするとともに、洗面所へはドアがない方が帰宅直後に手洗いもしやすいでしょう。実施設計時には、居間から洗面が見通せてしまうので、洗面台は既製品ではなく一枚石やガラス又はタイル仕上げなど、おしゃれな洗面所を計画してください。
2階平面図 |
2階
主寝室は和室6帖に間口幅約2.7mの押入れを設けています。
間口が約1.8mの押入れが一般的ですが、布団の出し入れには間口有効幅が狭いように思えてなりません。約2.7m間口の押入れに2枚の引き違い建具を入れると、布団の出し入れが楽に行えるようになります。主寝室を和室に計画するときは、布団を出し入れしやすい押入れの計画も欠かせません。間口が2.7m確保できない場合には有効開口幅で最低でも1mは確保しておきたい。
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