2016年7月17日日曜日

北入り玄関 W-04「季節を感じて暮らしたい」

概要
床面積 |1階・19.5坪 2階・15.0坪
延床面積| 34.5坪
玄関方向|北入敷地・西寄り玄関 No.04

コンセプト「季節を感じて暮らしたい」
主な特徴
|子育て世代|暮らしや趣味を楽しむ|自然の近くに暮らす|

テラスを囲みリビング・ダイニングをL型に配置する間取りは、朝日がそれぞれの部屋へ差し込み、とても明るい住まいを実現してくれる。
1階平面図

畳の間を北側に配置することにより、居室の風通しが良くなり、建物の端から端まで対角線上につながる空間が、想像以上の広がりを生み出す。さらにウッドデッキがその効果を高める。

このウッドデッキは実用的にも物干しとしての利用と、バスデッキの役割も兼ね備えている。気になる入浴中の外部視線は浴室の窓を開けても、覗かれる心配も少ないように計画されており、開放感のあるリラックスタイムを実現できるであろう。
入浴の時間くらいは一人静かに読書でもしながら湯船に浸かる、そんなささやかな贅沢を求めたい。

食事の時間は家族とのコミュニケーションの場
1日を気持ち良く過ごすには朝食が大切だと思っている。気持ちが良い1日を過ごすには、忙しい朝の時間でも出来る限り家族が揃い、清々しい朝日が差し込む中で朝食をいただきたい。仕事の都合がつく限り夕食も家族が揃い、その日あった出来事を話しながら時を過ごす。

休日には、少し遅めの朝食をテラスでのんびりいただき夕方には、テラスでバーべキューを楽しむのも、子供達には思い出に残る「食育」といってもいいのではなかろうか。

家族で食事を共にして会話の時間を増やすことは、健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむため極めて重要であると内閣府の「食育白書 」でも報告されている。間取りにはこのようなくらしを楽しむ仕掛けを随所に取り入れた計画をしたい。

2階平面図

子供達が2階にいるときに、その様子を感じていたいので、吹き抜けを設けたいが冬場には光熱費の心配もあるので、吹き抜けにはスノコのように格子を入れ、寒いときにはラグマットを敷けるようにしてある。ラグマットを取り去ると春が来たなと実感できる間取りです。

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